大学の対応への批判

「大学の偽装サークル一覧」のページでは、鹿児島大学内には少なからず偽装サークル(ダミーサークル)が存在することが明らかになったと思います。

 

ところが、大学側はそれらのサークルに対し、こちらが指摘しても、監視しているとは口で言いつつもなんら積極的な措置を取っていないのが現状なのです。

 

確かに、疑わしい活動をしているからというだけで、大学側が公認団体の資格を剥奪したり、解散させたりするのは、憲法で保障されている思想や結社の自由を侵害する危険があります。しかし、このサイトで言及している団体、特に創価学会、自治会(革マル派)系の団体は、活動実態が極めて不明瞭であり、また、偽装サークルであるという疑いが極めて強く、そのための証拠も全国的に存在するものです。

 

中でも革マル派の偽装と疑われる団体は、「報告事例」のページにあるように、近年でも実際に被害にあった、騙されたと感じている学生からの苦情が存在する以上は、刑事事件が起こらない限りなんの措置も取らないというような大学側の対応は消極的に過ぎ、単なる自由放任主義で怠慢であると言わざるを得ません。

 

特に公認されている偽装サークルに関しては、そのような団体を大学が公認しているということは、学内でのカルト団体の活動に積極的にお墨付きを与えて協力してしまっているということになります。大学の担当部局や、公認サークルの顧問教員は、せめてサークルの活動内容を定期的に報告させるなどして、ちゃんと団体の実態を把握すべきです。